「第3回児童の性的搾取に反対する世界会議」で、日本が批判された云々について、少し。
結局、言っていること、やっていることは、昔の悪書追放運動の頃とまるで変わっていないんですよね。古いディストピアネタの小説みたいな感じで。実際の問題から目を逸らして、気に入らない創作物に目くじらを立てているだけ。問題を無視して結論ありきなので、まともな議論になりませんし。いつまで同じことを繰り返せば気が済むんでしょう?
過去の経験から言いますが、子供を傷つけるのも、悪影響を与えるのも、燃やされているマンガではなく、燃やしている大人の方です。児童虐待等は他人事ではないので、綺麗事言いながら他人を攻撃して、自分を正当化している団体には本当に腹が立ちます。フィクションの表現に噛み付く暇があったら、本当に被害にあっている子供を助けることをして下さいよ、と言いたいです。
参考:「二次元至上主義! 2008年11月27日更新分」
「弁護士山口貴士大いに語る:【児童ポルノ】「ポルノ漫画も規制を」児童性的搾取会議で日本批判【創作物規制】」
この件について、日経朝刊には記事が載っていなかったみたいですが、他紙はどうだったんでしょう?
それにしてもほんとに、憂鬱な話です。