久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ジョーカー・ゲーム」最終話

 第二次世界大戦間近の日本を舞台にしたスパイもの、最終回。
 プロのスパイたちが主人公ということで、基本的にはシビアで非情の世界が描かれているわけですが……ところどころ人間味を感じられるシーンもあって、ただ汚いだけの世界になっていないのが良かったですね。
 前後編のお話もありましたが、ほとんどは1話完結のエピソードで、毎回テンポよく楽しめました。個人的に一番好きだったのは、第4話の「魔都」です。
 機会があったら、また彼らの活躍を見たいものですね。

 原作小説も読んでみたくなりました。

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

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