久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」最終話

 脚本、虚淵玄さん。台湾の人形劇「布袋劇」によって描かれる武侠ファンタジー
 人形劇とは思えない派手な剣劇・アクションシーンがすごく格好良かったですね。演出がほんとに派手で、迫力がありました。
 主人公の殤不患も魅力的。飄々としてふざけているようにも見えて、でも実際には義に厚い男で。クライマックスの見せ場はちょっとあっさりしすぎでしたが、でも格好良かったです。
 ヒロインの丹翡は、本当に品の良いお嬢様といった感じでしたね。健気で可愛く、でも同時にちゃんと格好いい。人形のデザインも美しかったです。
 続編の製作が決まったようなのは嬉しいですね。次の発表を楽しみに待ちたいと思います。

 武侠モノについてもちょっと興味が湧いたのですが……小説を読むとしたら、何からがいいのでしょうかね? やっぱり金庸さんの作品でしょうか?

射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)

射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)