日経新聞夕刊で連載されていた川上弘美さんの小説「森へ行きましょう」が、本日最終回を迎えましたね。
平行世界に生きる複数の「るつ」という女性の人生を描いていた小説。まるで違うようでいて、でもどこか通じている箇所もあるようなそれぞれの人生。最終回まで読み終えて……どんな人生もそれぞれに大切で、そして愛おしいものだなぁと、そんな風に思えたりしました。
ちょっと不思議な感じの作品でしたが、最後まで楽しめました。私も四十路間近なので……ちょっといろいろ考えさせられるところもありましたね。
2月20日からは、木内昇さんの「万波を翔る」が連載開始です。