久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「イエサブゲーム体験会in秋葉原 vol.55」

 7月29日、行ってきました。「イエローサブマリン秋葉原RPGショップ」で毎月月末あたりに開催されている、無料のゲーム体験会。今回参加させてもらったゲームは、以下の五つ。
「カゲロウ」(ひとりじゃ、生きられない。)カゲロウの一生をテーマにした協力型のカードゲーム。エサを与えて成虫まで成長させるパートと、成虫になった後天敵を倒していくパートの、二部構成のようになっているゲームでした。成虫になった後のことを考えると、なるべく強力なエサを与えたいところですが……幼虫が一度に食べられるエサには限度があり、また気をつけないと餓死してしまいかねないので、なかなか難しい。他のプレイヤーが出したエサのカードの中身を予想しながら、自分もカードを出していかないと、幼虫が食べることができず、無駄にしてしまうエサが出てしまったりもします。今回のゲームでは、成虫にすることはできましたが……最後の天敵に襲われて、カゲロウは死んでしまいました。儚い。
メソポタミアの扉」(植民地戦争+α)木で作られたパネルやコマを使用して、複数のゲームを遊ぶことができるセット。今回はレースゲームの「ヒッタイトの戦車」を遊ばせてもらいました。自分の手番のとき、コマを進めるだけでなく、配られたパネルでコースも作っていくのが特徴。ゴールの位置も、コース同様にプレイヤーが決めるため、ゴールがどこになるのか予想しながらコマを進めていかなければいけないのが、悩ましくも楽しいゲームでした。他のゲームでも遊んでみたいですね。
「ボクらの夏休みやっつけ絵日記」(久遠堂)夏休みの宿題の絵日記を題材にしたカードゲーム。毎ターン、各プレイヤーが場に出した絵日記のカードから一枚を自分のものとし、高得点の絵日記を完成させることを目指します。基本的に、白紙のページはゼロ点。イベントが描かれているページは一枚一点ですが、同じイベントが連続するとゼロ点になってしまったりも。なるべく白紙は人に押しつけたいものですが、考えることは皆同じなので、もちろん思うようにはいかなくて……そこが難しくも楽しい。ちょっと変わった感じのユニークなゲームでした。
「カラモン(仮)」(ガーター出版)トランプのスピード型のゲーム。場の一番上にあるモンスターカードの色にあわせて、自分のカードを早い者勝ちで出していき、一番先に手札を無くしたプレイヤーが勝ちというゲーム。ただし、モンスターに塗られている色と、カード上部に書かれている色の名前は一致していないため、どのカードを出せばいいのか混乱させられてしまうのが難しいゲームでした。スピード型のゲームは久しぶりに遊びましたが……手軽に何度も遊べるのがいいですね。
「パンダニズム」(日本卓上開発)パンダを題材にしたカードゲーム。場に並べられた、黒色が一部抜けているパンダのカード。山札からめくったパンダカードでその黒色を補完し、ペアを作れるカードを見つけて手に入れていくゲームです。中には、抜けている黒色の数で嘘をついているパンダもいたりして……そういうときは、プレイヤーが身振りのアクションをしなければいけなかったりして……そこがユニークで面白い。パンダのイラストも可愛く、ルールもシンプルなので、子供でも遊べそうですね。

pandanism -パンダニズム-

pandanism -パンダニズム-