久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「イエサブゲーム体験会ミニ in 秋葉原」

 12月8日、行ってきました。「イエローサブマリン秋葉原RPGショップ」でのゲーム体験会。今回は「ミニ」ということで、プレイスペースの半分ほどが体験会に使われ、残り半分では他のお客さんが普通に遊んでいました。
 今回遊ばせてもらったゲームの感想を、簡単に。
「新・キング・オブ・トーキョー」(ホビージャパン)怪獣同士の戦いをテーマにしたボードゲーム。専用ダイスを振って他の怪獣を攻撃したり、勝利点を稼いだり、様々な効果を持つカードを手に入れたりしていきます。一番最初に必要な勝利点を手に入れるか、他の怪獣がすべて倒された後、最後まで生き残ることができたプレイヤーが勝者となります。ダイスの出目に一喜一憂したり、カードを手に入れて自分の怪獣を強化していくのがすごく楽しい。ルールも簡単なので、皆で騒いで楽しめるゲームだと思いました。
「うさぎとカメ かけ引き大レース」(ホビーベース)すごろく風のボードゲーム。にんじんカードを使ってコマを進め、一着ゴールを目指すわけですが……ゴールするまでに必要な回数ベッドで「お休み」しなければいけなかったり、にんじんカードを多く持ちすぎているとゴールできなかったりと、単純にコマを進めていけばいいわけではないのが難しい。にんじんカードによるコマの進め方も独特で、ちゃんと計算してコマを進めていかなければいけないのも難しく、またそれが面白かったです。ボードのデザインも可愛い。
「10タクル」(邪神研究所)クトゥルフテーマのカードゲーム。数字カードを集めて、儀式を成功させることを目指すゲームです。ただし、持っているカードの数字の合計点が高くなりすぎると、他のプレイヤーの攻撃によって脱落させられてしまったりもするので、あまり手札をため込むことはできず……かといってカードをそろえていかないと、儀式を成功させられませんし、他のプレイヤーの妨害等もできなくなってしまう……その辺が悩ましいゲームでした。シンプルなルールで駆け引きや心理戦がしっかり楽しめる、良いゲームでした。カードのデザインもクトゥルフらしくて良いですね。
「ダイスニコフ」(RAMCLEAR)ダイスを振って敵の船を沈める艦隊戦パートと、生き残った船の人員を上陸させてお宝を手に入れる上陸パートの、二つのフェイズで構成されたゲーム。先に必要な数のお宝を手に入れたプレイヤーが勝者となります。後の上陸パートのために、なるべく敵の船を沈めて人員を減らしたいところですが、ダイスの出目次第なので、なかなか思うようにはいかないのが楽しい。上陸パートでの、相手の行動を予想して人員を決める心理戦も面白かったです。
エムブリオマシン ボードゲーム」(Cosaic)ロボット同士を戦わせるボードゲーム。移動や攻撃は、カードをボードにセットして行うのですが……相手の位置を見て、その行動を予測しながらカードを決めていくのが何とも難しいゲームでした。ダメージを受けるとカードを捨てなければいけなくなってしまうので……ダメージを受ければ受けるほど、やれることも減っていってしまうのも難しい。ラウンドごとの手札の運は多少ありますが……それ以外、運の要素はほとんどないので、ほんとに互いの実力で勝負する感じのボードゲームだと思いました。ロボットの豊富な種類も良いですね。やっぱりロボットものには、ロマンがあります。
 以上、今回は5ゲームでした。

うさぎとカメ かけ引き大レース

うさぎとカメ かけ引き大レース

10タクル (テンタクル)

10タクル (テンタクル)

ダイスニコフ

ダイスニコフ

エムブリオマシン ボードゲーム

エムブリオマシン ボードゲーム