久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「revisions リヴィジョンズ」

 谷口悟朗監督最新作。

 幼い頃、誘拐事件から救ってくれた女性の言葉を運命と信じ、いつか仲間たちを救うのは自分だと思い込んでしまった少年。渋谷が、崩壊した未来世界へ移されるという超常事件に巻き込まれたとき、彼はついに運命の日がやってきたと思い、痛々しい言動を繰り返しながらも、人々を守るために戦おうとするのだが……という物語。

 ヒーロー願望むき出しで、ほんとに痛々しい性格の主人公がどうなっていくのかも気になり……毎回、続きを見るのが非常に楽しみな作品でした。アクションシーンも格好良く、SF設定も魅力的だったと思います。

 ちょっと「無限のリヴァイアス」を思い出させる雰囲気の作品でもありましたね。異常事態に翻弄される人々の様子や、ぶつかり合う少年少女たちの振る舞いなど。2クール使って、もっとじっくり渋谷や世界の様子を描いて欲しかったようにも思いましたが……でも今は、これぐらい速い展開の方がよいのかもしれませんね。

 面白い作品でした。

 

 

無限のリヴァイアス」、ちょっと見返したくなりました。多分、初めてDVDをそろえた作品。今でも好きなアニメです。