先日、シネマサンシャイン池袋で見てきました。「マーベル・シネマティック・ユニバース」の中の一作。
アベンジャーズの中心となってきたトニー・スターク(アイアンマン)を失った世界。慕っていた彼を失ってしまったピーター・パーカー(スパイダーマン)は、恋と青春に奔走しながらも、自分がヒーローとしてどうあるべきか悩んでいた。そんなピーターの前に、別次元からの敵と、その敵と戦う男ミステリオが現れるのだが……というお話。
学校行事と敵との戦いが関連して描かれていくのが、ティーンエイジャーのヒーローものらしくていいですね。世界の危機も大事。でも学生にとっては、学校行事と自分の恋だってすごく大事なものなのです。
私も四十代のおじさんになってしまっているせいもあってか……ピーター・パーカーがすごく可愛く思えてしまったりもしました。子供らしい無邪気さや未熟さがあり、真面目すぎないけれど、ヒーローとしての誠実さもちゃんと持っている。自分の甥っ子にこんな男の子がいたら、きっとすごく可愛がるだろうなぁと思いました。だからこそ、今回の悪役をちょっと許せなく思ってしまったりも。
ユニークなシーンでは観客みんなが笑い、アクションシーンは固唾をのんで見守り……映画が終わると、皆が感想で盛り上がる。そんなすごくすてきな映画でした。ほんとに楽しかったです。