久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「とある科学の一方通行」

とある魔術の禁書目録」のスピンオフ作品。アクセラレータを主人公にした、ダークヒーローものです。

 学園都市の治安を守る組織「アンチスキル」、その中から生まれた過激派グループとの戦いや、その背後で進行していく企みなどが描かれていました。

 アクセラレータが強すぎて、事態に多少翻弄されることはあっても、ピンチらしいピンチに陥ることはなく……そのため、見ていてあまり緊迫感等を感じることはできませんでした。アクション描写もちょっと単調なところがあり、活劇としては少し物足りなく思えてしまいました。

とある科学の超電磁砲」が好きだったので、こちらも期待していたのですけれど……個人的には、「超電磁砲」ほどは楽しめませんでした。まぁ、アクセラレータ自体、それほど好きなキャラクターではありませんので、そのせいもあるのかもしれませんけれどね。

 それにしても……様々な陰謀渦巻く学園都市は、ほんと治安が悪くて最悪だなぁと思ってしまったりも。もし自分が学生だったとしても……あまり憧れる町ではありませんね……。