久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「神様になった日」

 麻枝准さん原作・脚本によるオリジナルアニメーション。

 大学受験を控えた夏のある日。主人公は、自身を全知の神様だと主張する少女と出会う。彼女に振り回されながらも、夏休みの日々を楽しく過ごしていく主人公たちだったが、彼女にはある秘密があり、それを調査する者たちが徐々に迫ってきていた……といった感じのお話。

 テンションの高いギャグやナンセンスな描写と、終盤のシリアスな展開のギャップが激しい作品でした。昔の「key」のゲームを思い出させるような雰囲気もあったように思います。

 描写不足なところがあり……個人的にはちょっと物足りないというか、もう一工夫欲しいなぁと思ってしまうところもありました。キャラクターたちのやり取りは楽しかったのですけれどね。