「悪魔の手毬唄」 - 久道進の日記帳

　テレビ放映されたものを視聴。石坂浩二さん主演の金田一耕助シリーズとして、非常に有名な作品。私も子供の頃見ていると思うのですが、ほとんど内容を覚えていないということもあり、改めて見てみました。

　知り合いの刑事の頼みを受け、昔起きた殺人事件の調査のために村を訪れた金田一耕助。そこで、手毬唄の内容に沿うかのような連続殺人事件が起きてしまう。若い女性が続けて犠牲になる事件、いったい犯人は誰なのか……といった感じのお話。

　村の人間関係と、人の情念によって起こされる悲劇。古き日本ミステリーといった感じの作品。

　子供の頃は、死体の描写がとにかく不気味で怖くて……ビクビクしながら見ていたことを思い出したりもしました。今見てもやはり不気味というか、記憶に残ってしまう怖さ、気味悪さがありますよね。

　原作小説はちゃんと読んだことがないので、いつか読んでみたいなぁと思ったりもしました。