今回のお話はアリスちゃんメインのエピソード。灯里たちとは打ち解けているものの、社内ではまだ自分の殻に閉じこもったところのあるアリスが、アテナ先輩の助言を受けて一歩前に踏み出す、というお話でした。
些細なアレンジを除けば、原作7巻収録の「鏡」を忠実に映像化したような感じでしたね。原作のエピソードは好きですが、アニメの方ではちょっと間延びしていたかな? コミック1話の分量は、アニメ1話にするには少し足りないんですよね。『ARIA The ANIMATION』では、その辺り複数のエピソードを足して、うまくアレンジしていましたが、第2期の方ではちょっとうまくいっていないところがあるような気がします。
そういえば、第2期では完全なオリジナルエピソードもやってませんね。またやってくれると嬉しいのですが。
ARIA The ANIMATION Navigation.6 [DVD]
- 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
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第1期の最終話付近は良いエピソードが多かったので、DVDの最終巻だけは買います。お金があれば、全巻揃えたいところなんですけどね。
追加。『ARIA』がらみで少し雑文を。以前からよく拝見させて頂いているサイト、黒書刊行会(Diary5/4)経由で、『ARIA』の受け止められ方を色々と拝見、興味深く読みました。色々回ってみると、『ARIA』の世界観に違和感を感じる人も大勢いるようで、でもそれも分かるなぁという気もします。裏付けも重みもない「綺麗なだけ言葉」には、拒否感を抱くのが当たり前ですし。
私もどちらかと言えば、「綺麗なだけの言葉」には拒否感を抱くタイプなのですが、『ARIA』に関しては原作もアニメも抵抗がありませんでしたね。テレビのドキュメンタリーでやる「良いお話」とか「思いやりと感謝のエピソード」とか苦手な方なのに……なんでだろう? 波長がたまたまあったんでしょうか?
自分が『ARIA』を受け入れられた理由というのも、一度考えてみたいところです。