久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ぼくらの 〜alternative〜」3巻

 小説版「ぼくらの」第3巻。ノベライズとしては最高レベルの完成度だと思いました。原作をきちんと理解した上で、オリジナルの展開を描いているのがよくわかります。
 原作では描かれなかったコダマの成長、養子となっているマコの暮らし、もう一つのアンコと父の和解。どれも無理がなく、納得の出来です。ロボットの命名は個人的に原作越えたと思いました。
 5巻完結だそうですが、このままの勢いで最後まで突っ走って欲しいですね。

ぼくらの ~alternative~ 3 (ガガガ文庫)

ぼくらの ~alternative~ 3 (ガガガ文庫)