久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」

 良いファンタジー合戦映画、そしてファンタジー冒険映画でした。
 前半が割りと悲痛な雰囲気だけに、後半のミナス・ティリスに援軍が到着するシーンや、サムがフロドを支えるシーンでのカタルシスがすごかったです。サムの叫びは特に印象的。サムは全編格好良かったですね。忠臣と言っても過言ではないです。
 合戦シーンは今でも見応えありますね。ナズグルはもちろんのこと、闇の軍勢が本当に強く描かれています。ライトファンタジーに馴れてしまっていた私に、モンスターの恐ろしさを思い出させてくれました。それに抗する騎士たちも格好良い。
 最後は感無量。長い物語が本当に終わったんだなぁと思わされます。
「旅の仲間」も見返したくなってきました。あと原作も読み返したくなってきますね。