遂に完結。吸血鬼や化け物たちによる狂宴も終幕です。
いろいろなところで言われているようですが、お話の盛り上がりとしては、アーカード対アンデルセンのところが一番でしたね。セラスと人狼の対決、アーカードに対する罠、どちらもあっさり目に描かれていましたし。最終巻は宴の後始末というか、幕引きの印象が強かったです。
お話のまとめ方は非常にきれいでした。「化け物を倒すのは人間」というテーマがあるので、あの終わり方にも納得がいきます。
派手なアクションや台詞回しが印象に残りやすいですが、吸血鬼という題材に対してもきちんと向き合っていた良作だと思いました。
- 作者: 平野耕太
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2009/03/27
- メディア: コミック
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そう言えば、雑誌「ゲーマガ」で連載されていた「以下略」の単行本も出るようです。「エース桃組」に掲載されていたものも出版して欲しいものですが……。
- 作者: 平野耕太
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