漂流者たちと黒王軍の決戦。巨人や竜など、強力なモンスターたちの軍勢に苦しめられながらも、必死の抗戦を続ける漂流者たち。だが黒王軍の策略により、漂流者たちは窮地に立たされることになるのだが……といった感じの展開。
迫力ある合戦、アクションシーンが堪能できる第6巻でした。個性的なキャラクターたちの戦いぶり、台詞や描写の一つ一つがとにかくかっこいい。死地に向かう豊久とドワーフたちの姿とか、ほんとに……一つの戦いのクライマックスに相応しい、大迫力の戦いぶりでした。
歴史上の偉人や英雄たちの戦い……現実の彼らのエピソードや史実を知っているだけに、物語の中での彼らの振る舞いや言動もまた強く印象に残るものでした。織田信長と明智光秀のやり取り、土方歳三の新撰組への思い……キャラクターの見せ方、演出がほんとに上手いなぁと改めて思ったりもしました。
とても面白かったです。