魔女が女将の旅館を舞台にしたスラップスティックコメディ。エログロナンセンスというか、ブラックユーモアというか。独特の壊れた世界がある種の魅力になっているコミックでした。
ヒロインの一人がとにかく強烈。気に入ったものを切り刻んでしまうという性癖の持ち主で、重度のヤンデレな人。メインであるはずの暴力女将が大人しく見えてしまうほどの存在感でした。
そのヤンデレヒロインを、かわいくてもったいないからキープしているという主人公もいい感じに最低。主人公に押しつけようとしている父親もなかなかですが。
ほんと出てくる人みんな壊れているというか、変な人ばかりで。その奇妙なユーモアが楽しいコミックでした。
- 作者: 緋鍵龍彦
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/04/27
- メディア: コミック
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