「ぼくの体はツーアウト」１巻

　オタリーマンの人の健康（不健康）ネタエッセイコミック。人間ドックから始まり、肥満外来、禁煙外来、アジア系マッサージにコーヒーエネマと、まさに体をはった体験談が続きます。枕選びや睡眠サロン、ランチ作りは割と楽しそうでしたが。
　オタリーマン同様、自虐まみれのネタは笑えますが、同時に他人事ではないなぁと思ってしまうところも。３０代以上の方が読むと、身につまされるところもあるかと思います。
　それにしても、この本に出てくるようなコーヒーエネマや特殊なマッサージって、実際はどれぐらい効果があるものなんでしょうね？　温泉や普通のマッサージ等のように、やっている間は気持ちいいものなら良いのですが、つらくて効果が今一つでは、苦痛とストレスで却って体を壊してしまいそうにも思えます。健康法を試すのが好きな人にとっては、少しつらいぐらいの方が効いているように思えるものなのかもしれませんけどね。