久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「がっこうぐらし!」(実写版)

 2月2日、池袋シネマ・ロサで見てきました。幸運にも、トークショー付きの回でした。

まんがタイムきららフォワード」で連載中の「がっこうぐらし!」の実写版。原作は、どちらかといえば萌え系の作品なだけに、実写版には不安の方がはるかに大きかったのですが……見てみたら、とても完成度の高い作品になっていて、驚きました。

 監督の方が、原作をしっかりと読み込み、きちんと消化した上で……一本の映画として作り上げたことがよくわかる作品になっていました。設定や展開など、原作から変更されている箇所は多々ありますが、そのどれもが納得のいく形になっていましたし、一本の映画として無理のないお話になっていて……原作に対して、とても誠実な映画になっていると思いました。

 人物描写も、原作のキャラクターの個性を残しつつ、現実に寄せた形になっていて……原作のキャラクターがもし現実にいたら、こんな子たちなのかもしれないなぁと思わせられました。

 終盤のゆきとめぐねぇの描写、最後の展開は個人的にすごく好き。あのシーンを見られただけでも、劇場に行ってほんとに良かったと思えました。

 総じて……ほんとに良い実写化作品でした。原作が萌え系のコミックでも、描き方次第でちゃんとした実写映画になることを教えてくれたようにも思えます。もし本作のスタッフの方々が、「がっこうぐらし!」の大学編の実写版を作られたら、また劇場に足を運んで見てみたいと思えるぐらいでした。

 

 

 原作最新刊は、第11巻。次巻で完結のようです。

 

 

 アニメ版のスペシャルプライス版BOXも発売されたのですね。テレビアニメ版を見たのもかなり前のことなので……改めてちょっと見返してみたいですね。