久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「すごろくや祭2019」

 本日、行ってきました。会場は台東館・東京都立産業貿易センター7階で、11時から17時まで。

「すごろくや」さん主催の、アナログゲームのイベントです。協賛企業・団体による様々な企画ゲームが中心となっている感じで、すごく和気藹藹とした雰囲気のイベントだったように思いました。ちょっと学園祭っぽい印象も受けましたね。

 参加させてもらったゲームや企画について、以下、簡単に感想を。

「オフトゥンからの脱出」……お布団の誘惑と戦って授業を受け、テストで高得点を取ることを目指すカードゲーム。得点の高い授業カードを手に入れるためには、他のプレイヤーよりも早く起きてお布団から出なければいけないわけですが……早起きを続けると体力が減っていってしまい、授業をサボらなければいけなくなってしまったりするのが面白い。キャラクターカードの上に乗せた布団カードの位置で、残りの体力を表すのもユニークで良かったです。

「TUKI(トゥキ)」……他のプレイヤーよりも早く、カードの指示通りにブロックを組み合わせて置くことを目指す立体パズルゲーム。端から見ていると簡単そうで、でも実際にやってみるとなかなか難しいゲームでした。急いで組み立てて……できたと思ったらちょっと位置が違っていて失敗、なんてことも。この手のゲームは、ほんと焦ってしまったらダメですね。

「エセコラージュ作家 や祭へ行く」……「エセ芸術家ニューヨークへ行く」を、絵を描く代わりにコラージュで遊んでみよう、というゲーム。皆がお題にあったコラージュを作ろうとする中、一人だけお題がわからず参加している人がいて、それが誰なのかを当てる感じのゲームです。今回、私がそのお題を知らないプレイヤーだったわけですが……上手く誤魔化して勝利することができました。他のプレイヤーの行動からお題を予想するのが、何とか上手くいった感じでしたね。楽しかったです。

「仲間を集めてかたろーぐ」……「かたろーぐ」を利用して遊ぶ、一種の投票ゲーム。私が参加した回は、「東京」に縁のある参加者たちで、二十三区で一番良い区を選ぶ、といった感じのゲームでした。時に意外な投票結果になったりするのが面白かったです。

ジャイアント ウボンゴ3D」……制限時間内にチャレンジする、巨大な「ウボンゴ3D」。これも端から見ていると簡単そうで、でも実際にやってみると難しいゲーム。見栄を張って上級問題にチャレンジした結果……一人では全然うまくできませんでした。スタッフさんからヒントをもらって、何とかクリアといった感じ。「ウボンゴ3D」自体、初めてだったのですから……簡単な方の問題にしておけばよかったと、ちょっと後悔したり。

「スライドクエスト チャレンジ」……ボードを動かしてヒーローの駒を動かして、敵を穴に落とし、そしてゴールを目指す協力ゲーム。今回は、より短い時間でのクリアを目指すチャレンジ企画でした。思うように動かない駒を、みんなで協力し合って動かしていくのが楽しいゲーム。ちょっと童心に返る感じもありましたね。

「大人数で手札1枚のザ・マインド」……大人数で「ザ・マインド」を遊ぼうという企画。大人数プレイということで、ふわっとした感じのヒントは言っていいルールとなっていました。他のプレイヤーの手札の数字がわからない状況で、少ない数字のカードから場に出していくことを目指すわけですが……すごく盛り上がって楽しむことができましたね。ほんとに楽しいパーティーゲームになっていた感じでした。

「クリプティド」……各プレイヤーに与えられたヒントを頼りに、ボード上のどこにUMAが隠れているのかを特定するゲーム。他のプレイヤーに与えられたヒントを直接知ることはできないので、自分の手番のときに他のプレイヤーに質問をして、そのヒントを予想し……ボード上に手がかりとなるキューブなどを置いて、少しずつ場所を絞っていくのが、非常に頭を使うけれど楽しいゲームでした。まだ日本語版は出ていないみたいですが……日本語版が完成したら、改めて遊んでみたいですね。

 私が会場に着いたのは13時半頃で……閉場時間の17時まで、たっぷり楽しむことができました。ゲームで遊んでいると、ほんとあっという間に時間がたってしまいますね。ステージ企画やカフェの方はまったく覗けなかったのが、ちょっと残念。

 来年また開催されましたら、そのときも是非参加したいものです。

 

TUKI(トゥキ) 日本語版

TUKI(トゥキ) 日本語版

 
エセ芸術家ニューヨークへ行く

エセ芸術家ニューヨークへ行く

 
かたろーぐ (新版)

かたろーぐ (新版)

 
ザ・マインド 日本語版

ザ・マインド 日本語版