久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「バンディド」ソロプレイ

 囚人の脱獄を防ぐことを目指す、協力型のカードゲーム。ソロプレイもできるということで、遊んでみました。

 囚人がいるスタートカードに描かれた出入口に繋がるように、手札から出した道カードを場に置いていきます。道カードは、一本道が続くものもあれば、複数の道に枝分かれしているもの、行き止まりになっているものなどがあり……道カードを繋げて道を塞いだり、または行き止まりになっているカードを置いたりして、囚人が脱獄するための道をすべて塞ぐことを目指すことになります。山札と手札が無くなっても、すべての道を塞ぐことができていなかった場合は、プレイヤー全員の敗北となります。

 最初は簡単そうに思えたものの、やってみるとやはりそんなことはなく……枝分かれした道が減らずにどうしようもなくなってしまったり、行き止まりの道カードが無くなってしまい、道を塞ぐことができなくなってしまったり……最初の数回は、散々な結果となってしまいました。

 それでも何度かチャレンジするうちに、こつが掴めてきて……一応、二回ほどクリアすることができました。最初に急いで道を塞ごうとするのはダメみたいですね。行き止まりの道カードの枚数は限られているのですから、序盤は道が極端に増えないように、また広がりすぎないように注意する程度にとどめ……少しゲームが進んでから、増えた道を上手く繋げて道を減らしていき、そしてここぞというときに行き止まりの道カードを使って道を塞ぐようにする……どんなゲームでも言えることですが、焦ったり急いだりするのはダメですね。

 スタートカードは両面描かれていて……片面は出入口が五つの易しい方、もう片面は六つの普通の方となっています。易しい方は何とかクリアできましたので、次は普通の方でチャレンジしてみようと思います。

 ソロプレイでは、手札の道カードの内容はすべて把握できるので、まだクリアしやすい方かもしれないなぁ、と思ったりもしました。複数人のプレイでは、他のプレイヤーの手札は見えませんから……協力して道を塞いでいくのも、また難しくなりそうですね。

 

バンディド (日本語版)

バンディド (日本語版)