久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ゴブリンスレイヤー」

 幼い頃の悲劇からゴブリンを憎むようになり……ゴブリンを刈り続ける「ゴブリンスレイヤー」となった男の物語。

 悪辣なゴブリンと、ゴブリンを刈るために作戦を練り、容赦なく殺していくゴブリンスレイヤー。その冒険の様子は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」や「トンネルズ&トロールズ」など、昔のファンタジーTRPGのプレイを思い出させるようなものでしたね。

 火攻め水攻め粉塵爆発……昔のTRPGのプレイヤーは、ほんといろいろやりました。ただ昔のゲームでは、初期のPCはそれほど強くなくて、武器もちゃんとそろえられないこともしばしばで……GMの用意するダンジョンも意地悪なものが多かったですからね。ヒーローのような活躍はそうそうできず、ちゃんと作戦を練らないと生き残ることすら難しい。ゴブリンスレイヤーのような戦い方は、ある意味必要に駆られてのことだったわけです。このアニメは、そんなTRPGの冒険を思い出させてくれるかのようでした。

 そういったTRPG的な要素以外でも……ヒロインたちは皆可愛く、アクションシーンには迫力があって、見どころの多い作品だったように思います。

 良いアニメでした。続編が製作されたら、是非見たいですね。

 

 

ゴブリンスレイヤー」のテーブルトークRPGも発売されていますね。一応、近々遊ぶ予定です。