久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」

 先日、グランドシネマサンシャインで見てきました。

スター・ウォーズ」新三部作の最終章であり、スカイウォーカーに関するエピソードの完結編とも言われている作品ですね。

 銀河の支配を目論む恐るべき敵と、それに対抗するレジスタンスたちの戦いのお話であると同時に……自分自身の出自や宿命、己の行く末に悩み苦しむ若者の物語でもありました。レイとカイロ・レン、二人の関係と心の移り変わりが、お話の中心になっていましたしね。そこが丁寧に描かれているのは良かったのですが……銀河を巡る戦いについては、ちょっと描写不足になってしまっていたようにも思いました。

 クライマックスの戦闘シーンや、最後のレイの描写はとても良かったです。スカイウォーカーに関するお話を、ほんとにきれいにまとめ上げた感じ。熱心な「スター・ウォーズ」ファンとは言えない私ですが……一応、子供の頃からシリーズを見てきた人間なので、感無量でした。

 個人的に「エピソード8」には不満点も多かったので、「エピソード9」を見る前はちょっと不安だったのですが……ちゃんと劇場で見て良かったと思えました。

 

 

 昔の作品も、改めて見たくなりますね。特に初期三部作に関しては、大分忘れているところもありますし。「スター・ウォーズ・ストーリー」は二作どちらも好きなので、そちらもまたいつか見たいですね。