久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」

 テレビ放映されたものを視聴。「鋼の錬金術師」テレビシリーズ一作目の劇場版であり、完結編でもあるお話。
 第一次世界大戦後のドイツで、時代の不穏な空気に巻き込まれていくエドワード・エルリック。一方、元の世界では、人間の体を取り戻したものの記憶を失ってしまったアルフォンス・エルリックが、兄を探す旅を続けていた……といった感じのお話。
 テレビシリーズのエピローグといった感じの作品でした。原作コミックの少年漫画らしい熱さやコミカルさはほとんど無く……全体的に重苦しく、物悲しい雰囲気の物語となっていましたね。テレビシリーズでの戦いの傷を癒しきれていないキャラクターたちが、二つの世界の危機と対峙しながら、それぞれ人生の区切りを受け入れていく、そんなお話だったようにも思いました。最後もすごく切ない。
鋼の錬金術師」、最初のテレビシリーズも結構好きだったので……劇場公開時に、ちゃんと見ておきたかったなぁと思ったりもしました。