テレビ放送されたものを視聴。テレビアニメ第一期よりも過去を描いた、「呪術廻戦」の劇場用アニメ作品。
思い合っていた少女、里香を交通事故で失った少年、乙骨憂太。死後、憂太にとりついた里香は、彼を傷つけるものを害する呪いとなってしまった。その呪いの強大さ故に死刑を宣告された憂太だったが、最強の呪術師、五条悟に救われ、呪術高専に入学することになる……といった感じのお話。
少年の成長と、少女との純愛の物語。自分が消えることを望むほど追い詰められていた少年が、友を得、思い人を呪いから解放することを決意し、強く成長していく姿がテンポよく、同時に丁寧に描かれていました。
アクションシーンも迫力があって見応えがあり……テレビシリーズに登場した呪術師たちの活躍が見られたのも嬉しいところ。これは劇場の大画面で堪能したかったなぁと思ったりもしました。
クライマックスの憂太と里香のやり取りや、五条悟とかつては親友であった夏油傑の会話など、心に染みるシーンもあり……最後まで見どころの多い作品でした。
とても良い作品だったと思います。楽しかったです。