久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「Blade Rondo(ブレイドロンド)」ソロプレイ

 TCG風の2人用対戦カードゲーム。1箱で必要なカードがすべてそろい、またソロプレイ用のルールもあるということで、遊んでみました。以下の説明・感想は、ソロプレイ用ルールのものになります。

 まず、ライフ等の数値を管理するパラメーターボードを自分用と敵となるイデア用に1枚ずつ場に用意します。パラメーターボード上の、攻撃力を示す「アタック」、防御力を示す「ディフェンス」、支払えるコスト量を示す「ボルテージ」のマスに10面ダイスを0の面にして1個ずつ置き、「ライフポイント」の上限のマスにライフストーンを置きます。尚、イデアは「ボルテージ」のダイスは使用しないので、イデアのパラメーターボードの「ボルテージ」のマスにはダイスは置きません。続いて、敵となるイデアカード20枚をシャッフルして場に用意しておき……プレイヤー用の剣カード40枚はシャッフルした後、そこから15枚を引いて、ゲームで使用する7枚を選んで手札とします。選ばなかった8枚は、残りの剣カードと混ぜてもう一度シャッフルし、そこから15枚を、戦闘中コストを支払うことで引くことのできる「アウターパイル」の山札として場に置いておきます。残りの剣カードはゲームでは使用しないので箱に戻します。剣カードとは別に、戦闘中使用できる呼吸法カードを2枚、場に置いておき……イデアカードの山札から最初に戦うカードを1枚引いて場に置き、そのイデアカードに合わせてイデアのパラメーターボードの「アタック」と「ディフェンス」のダイスの数値を変更したら、準備完了となります。

 ソロプレイでは、基本的にプレイヤー先攻となります。プレイヤーのターンは……「ボルテージ」の数値の上昇、ターン最初に発動するカードの効果の処理、剣カードや呼吸法カードの使用、ターン終了の処理……の順番で進みます。またソロプレイでは、コストを支払うことで、「アウターパイル」から剣カードを3枚引き、その中から1枚を選んで呼吸法カードの側に置き、そのカードを戦闘中に使用することができます。ただし「アウターパイル」から引いたカードは、現在戦っているイデアとの戦闘でのみ使用できるカードであり……そのイデアとの戦闘が終わった後、「アウターパイル」から引いたカードはゲームから取り除かれることになります。また、3枚のうち選ばなかった2枚は、戦闘で使用せずにそのままゲームから取り除かれることになります。

 プレイヤーが使用するカードの種類は、大きく分けて……パラメーターボードのダイスの数値を変える「呼吸法」、敵を攻撃する「物理」、「ディフェンス」を無視してダメージを与えられる「魔法」、様々な効果を持つ「補助」と相手へのカウンターとして使用する「布石」……の5種類となっています。カードにはそれぞれ使用するためのコストがあり、ターンで使用したカードのコストの合計値は、「ボルテージ」に置かれているダイスの数値以下でなければなりません。「アウターパイル」で剣カードを引くときのコストもこの合計値に含まれますが、引かれた剣カード自体はコスト0で使用することができます。ただし、その剣カードに書かれているコストの数値は、現在の「ボルテージ」の数値以下でなければなりません。またカードには、ターン終了時に手札に戻るものと、一度使用したら捨て札になるもの、場に留まり効果を発揮するもの等があります。

 プレイヤーのターンが終わったらイデアのターンとなります。イデアは行動を開始するターンが決まっており……行動を開始した後は、イデアのターンになる度に、イデアカードに記載されている効果を順番に処理していくことになります。

 プレイヤーとイデアのターンを交互に行っていき……先にイデアのライフをゼロにすれば、その戦闘はプレイヤーの勝利となります。戦っていたイデアカードを取り除き、イデアカードの山札から次に挑むカードを引いて、再び戦いを始め……イデアを続けて5体倒すことができれば、ゲームクリアとなります。プレイヤーのライフがゼロになって敗北した場合は、その時点でゲームオーバーとなります。

 カードのデザイン・イラストが非常に美しいTCG風カードゲームでした。20体のイデアはそれぞれ行動のパターンが違っており……そしてどれも強敵で、ソロプレイでも充分遊び応えのあるゲームになっていると思いました。

 イデアが行動を開始すると、ほんとにどんどん攻撃が来て、プレイヤーの「ライフポイント」が減っていってしまうので……のんびりしている余裕などなく、こちらも速攻でいかないと勝てない感じでした。支払えるコスト量を示す「ボルテージ」の最大値が9ということもあり、長くてもプレイヤーが7~8ターンを迎える前には決着がつく感じになっていますね。

 プレイヤーが使用するカードが指定されている、最初の入門とも言える「クレミエールの洗礼」は、「アウターパイル」からカードを引くことなく、2回目の挑戦で何とかクリアできました。続けて、何度かゲームに挑戦していますが……5体連続で勝利できたことは、まだありません。ほんとにどのイデアも強敵ですね。ただ、剣カードの効果を把握し、戦い方がわかってくるようになると、勝率も上がってきて……負けたときも、あと1ターン耐えられたら勝てたのに、と惜しい感じになってきています。

 カード全体のバランスが非常によく、ソロプレイでもギリギリの勝負が楽しめるようにデザインされている感じでもあり……TCG風対戦カードゲームとして、ほんとに優れたゲームだなぁと思いもしました。

 まだ使用していない剣カードも、戦っていないイデアも結構ありますので……引き続き、挑戦していこうと思います。