「蒼穹のファフナー」シリーズの作品。前半部は劇場公開時に見ていたのですが、感染症対策の影響もあって、後半部は見られなかったので……今回のTV Editionの放送で、最後まで見られて良かったです。
一応ネタバレがありますので、まだ見ていない方はご注意ください。
希望の子であった日野美羽と、皆城総士の名を持つ新たな少年。もっとも新しい世代の二人を主役とし、長きにわたる戦いに一先ずの終局がもたらされ、希望と平和が取り戻されるまでが描かれていました。
最初のテレビシリーズの放送が2004年。新しいシリーズが作られ、お話を重ねるごとに戦いの過酷さも増していくような作品だっただけに……何というか、本当にようやく、平和な空を見られるようになったのだなぁと、感慨深く思ってしまいました。失われてしまったものも、もう取り戻せないものも、あまりにも多いですけれど、それでも良かったなぁと思えました。一騎と真矢の二人に関しては、もう少し幸せな姿が見たかったとも思ってしまいますけれどね……。
物語自体はとても重いものではありましたけれど……ロボットアニメとして、超常的な力を駆使しながら戦うファフナーの戦闘シーンは迫力があって、毎回見応えがありました。SFロボットアクションとしても、純粋に面白いシリーズだったと思います。
長いシリーズ、お疲れ様でした。あともう一作……「BEHIND THE LINE」も、近いうちにちゃんと見ようと思います。