久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

1月分感想

ツバメしんどろ~む (Volume5) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ48-10))

ツバメしんどろ~む (Volume5) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ48-10))

 もう5巻なのですが、今一つ話が進んでいる感じがしないなぁ……と思っていたら、何やら曰くありげな新キャラ登場。「原始の心臓」絡みで、次巻から一気にお話が進み始めそうですね。まぁ、このコミックの本義は、女性キャラのエッチぃポーズに萌えることなので、ビューティフル・ドリーマーな状態がずっと続いたとしても、それはそれで構わないのですが。
 巻末のキャラ紹介で、セラフがヒロインクラスに格上げされているのには驚きました。ロリ分補充なんでしょうか?


真月譚 月姫(4) (電撃コミックス)

真月譚 月姫(4) (電撃コミックス)

 シエル先輩大活躍の四巻。秋葉との戦いといい、志貴とロアの戦いに割ってはいるところといい。素晴らしいですね。
 今後、ゲームの遠野家ルートをどう絡めていくのか、楽しみです。


少年魔法士 (13) (ウィングス・コミックス)

少年魔法士 (13) (ウィングス・コミックス)

 人王アークが本格的に動き出して、物語も進み始めた感のある第十三巻。いつもよりギャグ描写が少なく、全体的に陰鬱な雰囲気が漂っていますね。カルノの身に起きていることとか、アークの台詞とか、不穏な気配もちらほらと。ユーハとカルノの決闘も悲惨な結末で……悲劇に突き進んでいるような気がします。勇吹はもっとガンバレ。


EREMENTAR GERAD 9 (BLADE COMICS)

EREMENTAR GERAD 9 (BLADE COMICS)

 エディルレイドの属性説明で一巻終わってしまった感じ。うさみみトラップとかスウィートエンジェルズとかは、あまりにギャグ寄りの展開で今一つ。属性説明よりも、もうちょっとお話を進めて欲しかったです。


ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (2) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (2) (まんがタイムKRコミックス)

 アニメが面白かったので購入。期待通りの内容、面白さで大満足です。ちょっとおかしかったり、ちょっと切なかったりする、温かい学生生活。アニメを見て気に入った方は、買って損ないと思います。コミックを読んでから改めてOPを見ると、色々とネタを使っているところも分かって面白いと思いますし。


Shuffle! 6―days in the bloom (角川コミックス・エース 118-6)

Shuffle! 6―days in the bloom (角川コミックス・エース 118-6)

「シャッフル!」最終巻。シアとキキョウの問題を最後に解決した上での、見事なまでのハーレムエンドでした。
 全体を振り返ると、原作ゲームのイベントをこなしつつ、オリジナルのエピソードやヒロイン同士の交流もちゃんと描かれているのが好印象でした。ギャグとシリアスのバランスも丁度よかったと思います。割とあっさり問題が解決してしまうところがありますが、もともと願望充足のハーレム展開をシリアスに描こうというのは無茶なわけで。あくまで主人公とヒロインの仲を深めるイベントとして、さらっと流すぐらいの方がいいと思います。深刻に描きすぎると、それに見合う解決法を描くのが難しくなりますしね。
 キャラクターの表情の崩し方や、デフォルメの描写は素直によかったです。先の展開は分かってしまっていても、キャラのコミカルな動きだけを見ても充分楽しめるので、原作ファンは手にとって損はないと思います。