久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「NO.6」最終話

 ディストピアテーマのSFアニメ、完結。原作は未読です。
 理想的な都市NO.6で、エリートとして暮らしてきた少年紫苑と、矯正施設から逃げ出してきたネズミと名乗る少年。ネズミを助けたことでエリートコースから外れてしまった紫苑は、働いていた施設で人間を急速に老化させ殺す寄生蜂を目撃してしまう。そのため政府に連行されそうになった紫苑は、今度はネズミに助けられることになるのだが……二人の関係と、NO.6の真実を巡る物語。
 個人的には今一つというか、あまり楽しめなかったというのが正直な感想。紫苑とネズミの関係とか、理想都市の裏で進む陰謀とか、詰め込みすぎたための描写不足のせいかあまりよく伝わってきませんでした。理解はできるのですけど、納得度が足りない感じ。最終話も駆け足すぎるというか……。
 原作の小説を読んだ方がいいのでしょうか? 原作は全9巻のようで……それを全11話でというのは、やっぱり難しかったのでは……。

NO.6 VOL.1 【完全生産限定版】 [DVD]

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