テレビ放映されたものを視聴。玩具のレゴを使った映画。
レゴの特徴を利用したユーモアたっぷりの作品でした。ニンジャと言われていても、その雰囲気はどちらかと言えば中国武術っぽい感じで、忍者らしさはあまりありませんでしたが……コミカルに生き生きと動き回るキャラクターたちの描写は楽しかったです。
戦いよりも、少年の成長と、父子の対立と和解に重きを置いている感じのお話でもありましたね。町を襲ってくる敵が自分の父親であり、そのせいもあって周囲から軽んじられているところのある主人公。父に対して複雑な気持ちを抱き、同時に鬱屈した思いを抱えている主人公の姿に、自然と感情移入してしまいました。主人公と同時に、彼の父親の変化が丁寧に描かれているのが良かったです。
児童向け作品として、良い映画だったと思います。