久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「ガス燈」

 テレビ放映されたものを視聴。

 夫と共に、かつて叔母が殺された家へと戻ってきた主人公。家族が失われた事件から立ち直ろうとする彼女だったが、その家で起きる怪しい出来事に苦しめられていく。夫からは正気を疑われるような目を向けられ、彼女は精神的に孤立していってしまうのだが……というお話。

 サスペンス映画の古典作品。怪しい出来事と夫の振る舞いによって、精神的に徐々に追い詰められていく女性の姿が、静かな緊張感と共に描かれていきます。

 夫の罪と企みが明らかとなり、捕まった彼が救いを求めるのに対して、彼女が叫びを返す姿が爽快であり、でも同時に切なくもあり……。

 古典名作として楽しめました。ガス燈の時代には独特の雰囲気があって、現代にはない魅力があるなぁと改めて思ったりもしました。

 

ガス燈 コレクターズ・エディション [DVD]

ガス燈 コレクターズ・エディション [DVD]

  • 発売日: 2015/12/16
  • メディア: DVD