久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「グリーンベーダーゲーム」ソロプレイ

 フリードマン・フリーゼがデザインしたカードゲーム。コンピューターゲーム初期の、レトロなシューティングゲームを題材にした作品で、ソロプレイと二人での協力プレイ、二つのルールで遊ぶことができます。今回はもちろんソロプレイ。

 場に敵となるエイリアンのカードと、敵を倒す自機のカードをそれぞれ数枚並べ……別に、自機の攻撃エネルギーとなるバッテリーのカードをシャッフルして山札を作ります。手番では、山札からカードを一枚ひき、自機のうち一機を選んでその下に並べていきます。そして、バッテリーカードに書かれた数値の合計が条件を満たすと、エイリアンの一体を選んで攻撃することになり……数値の合計とカードの枚数や効果等によってダメージの数値が決まり、それがエイリアンの防御力を越えると、エイリアンにダメージを与えることができます。使ったバッテリーカードは捨て札にし、山札がつきたらこれをシャッフルして山札にします。これを繰り返し、エイリアンを全滅させることができればそのレベルはクリア、バッテリーカードをどう配置してもエイリアンにダメージを与えることができなくなってしまった場合はゲームオーバーとなります。

 難しいのは、エイリアンに攻撃をする度に、使ったバッテリーカードから一枚を選んで、そのレベル中はゲームから取り除かなければならないというルールがあるところですね。攻撃をすればするほど、使えるバッテリーカードが少なくなっていってしまうので……無駄打ちは極力避け、最大限効率よくエイリアンにダメージを与えていかなければいけません。非常にかつかつで、常に苦しい展開を強いられるゲームでした。

 ゲームは9レベルまであり、レベルが上がるごとに新しいエイリアンのカードやバッテリーのカード等が加わっていきます。今のところ、2レベルまでクリア。3レベルでゲームオーバーを迎えたところで、中断しました。

 続けてプレイすると疲れてしまいますけれど……苦しい計算プレイは結構楽しかったです。3レベル以降については、また地道に挑戦していこうと思います。