久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「青チョークの男」

 夜のパリに現れ、道に落ちたゴミやガラクタ等をチョークで描いた円で囲む、謎の人物。その正体も目的も不明なまま、その行いは続き……そしてある夜、チョークの円で囲まれたのは死体だった……といった感じのお話。

 個性的というか……ちょっと癖のある人物が多数登場する刑事ミステリー。少し変わったユーモアを感じさせるような雰囲気もあり……日本との価値観の違いを感じさせられるようなところもありました。

 ミステリーとしては、事件の見せ方等に、もう一工夫欲しいなぁと思ってしまったりも。