久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「魔術士オーフェンはぐれ旅 聖域編」

魔術士オーフェンはぐれ旅」、テレビ新シリーズ完結編。

 破滅が迫る中、絶望に抗う人間たちの物語。そのテーマ故に、常に重苦しいというか、息苦しいような雰囲気に満ちたお話だったように思います。それでも新たな旅立ちが描かれた最終話には、ちゃんと救いがあった感じではありました。

 演出面等では物足りないところもあり、オーフェンの魔法の格好良さ等、うまく描けているとは言い難い点もありましたが……学生の頃好きだった作品の、一つの終わりを見届けられたのは良かったと思えました。