久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「Windows -小窓の妖精-」ソロプレイ

 カード配置型のパズルゲーム。4マスを異なる色で塗り分けられたカードを場に配置し、同色のマスを繋げることで点数を得ていく感じのゲームです。ソロプレイもできるということなので、遊んでみました。

 場に、最初に4枚のカードを2×2の正方形になるように並べて置き……手番では、手札のカードを1枚、場に配置します。その際、場に置かれているカードのマスと重なるように置くか、もしくは少なくとも1マスと隣接するように配置しなければなりません。手番で新たに置かれたカードによって、同色のマスを三つ以上繋げることができた場合、色ごとに1点の点数を得られます。手番で手札を1枚置いたら、山札から1枚引き……それを繰り返して、山札と手札がすべて無くなったらゲーム終了。ゲーム開始時に配られた、プレイヤーごとに異なる「単色タイル」、その色と同じマス1つごとに1点の点数を加えて合計し、より高得点だったプレイヤーが勝者となります。

 簡単なルールで、手軽に遊べるパズルゲームといった感じでした。複数人プレイだと、プレイヤーごとに「単色タイル」が違うため、他のプレイヤーの色を推理しながら、自分の色をいかに増やしていくかといった駆け引きがありそうですが……ソロプレイだと、他のプレイヤーの思惑が絡まないので、自分の点数を純粋に伸ばすことだけを考えられるので、その辺では楽ですね。コツを掴むと、結構高得点は狙いやすい感じで……何度か遊び、今のところ最高点は29点です。パーフェクトまであと1点。

 手番に時間制限を加えたり、「単色タイル」の点数をマイナスにしたりするなどの追加ルールが幾つか用意されていて、複数人プレイではいろいろな遊び方ができるのも面白いところ。

 人間の世界と妖精の世界を繋ぐ小窓、といった背景設定があり……その雰囲気を表すカード裏面のイラストがすべて違っているのもユニーク。

 ちょっと空いた時間に軽く遊びたい、といったときに良いゲームだと思いました。