久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「翠星のガルガンティア」最終話

 銀河同盟に属する兵士である少年レドが、宿敵ヒディアーズとの戦闘の果てに流れ着いた星は、人類の故郷地球だった……という感じで始まったSFアニメ。
 銀河同盟とヒディアーズとの戦争が続く宇宙で兵士として生き、その役目をまっとうするために人間らしさを失っていたレドが、地球で生きる人々の間で過ごすうちに、徐々に人間らしさを取り戻していく……その姿がとても丁寧に描かれていましたね。最初はレドの任務をサポートするためだけのロボットに思えたチェインバーも、お話が進むにつれてロボットならではの愛嬌みたいなものが出てきて……そして最後には、レドの確かな相棒となっていましたね。
 ヒディアーズの正体等を含めて、とてもSFらしい作品だったとも思います。
 最後はとても爽やかなエンディング。とてもきれいにお話の幕を閉じられたと思います。