「T&Tアドベンチャーシリーズ5」に収録されている、表題作となっているソロアドベンチャー。「恐怖の街」と呼ばれている、フォロン島のガル市を舞台にしたオープン・フィールド・アドベンチャーです。私がまだ中学生だった頃……30年近く前に、初めて遊んだソロアドベンチャーがこの「恐怖の街」の文庫版でした。当時のことをちょっと思い出したこともあって、久しぶりに遊んでみました。
ガル市で起きる様々な出来事や事件に挑んでいくという、ミニアドベンチャー集といった感じの冒険。大胆に行動した方がいいときもあれば、慎重に振る舞うべきときもあり……スリルいっぱいの街を歩き回りながら、個性豊かなキャラクターと遭遇したりしていくのも楽しい。
今回、2レベルのドワーフ戦士で冒険に挑んだわけですが……結構順調に冒険を続けていたものの、とある強敵の不意打ちを受けてゲームオーバーとなってしまいました。昔の文庫版でも、あの強敵に自分のキャラクターが何体も倒されてしまったことを思い出してしまったりもしました。ソロアドベンチャーで生き残るのはほんと大変ですね。
新しくキャラクターを作って、また挑戦したいと思います。収録されている他の二つの冒険……「ガルの地下水道」と「レッドサークル」の方もいずれ。「ガルの地下水道」は昔の文庫版で遊んだことがありますが……やっぱりいろいろひどい目にあった記憶が……。