久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「数律」ソロプレイ

 端に数字が書かれたカードを繋げていき、自分のカードをすべて場に出し切ることを目指すカードゲーム。ソロプレイもできるということで、遊んでみました。以下の説明・感想は、ソロプレイルールのものになります。

 まず、カードをシャッフルし、難易度にあわせた枚数を抜き出してソロ用の山札を作り、残りのカードはゲームから除外します。スタートカード一枚と、除外したカードからランダムで選んだカード一枚を場に置き、それぞれの端に書かれた数字を繋げて新しい数字を作り、その上に透明なアクリルマーカーを置きます。その最初に作られた数字が「49」以下なら、UP-DOWNカードをUPの面に、「50」以上ならDOWNの面にして、場に置きます。そして、ソロ用の山札から最初の手札として三枚を引けば、準備完了となります。

 手番では、手札からカードを一枚選び、場に出ているカードの端の数字と繋げて置き、新しい数字を作っていきます。この時、UP-DOWNカードがUPの面なら、前に作られた数字よりも大きい数字を、DOWNの面なら、前に作られた数字よりも小さい数字を作らなければなりません。カードを繋げて新しい数字を作ったら、その上にアクリルマーカーを移動し、山札からカードを一枚引いて、次の手番に移ります。

 カードを場に出した際、新しく作られた数字が「55」「66」等のゾロ目だった場合、もしくは同じ種類の景色が繋がるようにカードを配置できた場合は、UP-DOWNカードの面を反対にします。

 手番を続けていき、すべてのカードを場に出すことができれば、ゲームクリア。途中でカードを場に出すことができなくなったら、その時点でゲームオーバーとなります。

 デザインがカラフルで美しいカードゲームでした。ルールは簡単ですが、クリアするのはなかなか難しく……UP-DOWNカードの面を反対にするタイミングをちゃんと考えて進めていかないと、あっという間にゲームオーバーになってしまう感じでした。カード運に左右されるところも若干あり、カードが偏らないよう、ゲーム開始前のシャッフルはしっかりする必要があるなぁと思ったりも。

 何度か挑戦し……今のところ、難易度☆三つまではクリアできました。1プレイが短めで、気軽に挑戦できますが、しっかりやり応えも感じさせてくれるのが良いですね。ゲーム終了時、カラフルなカードが並んでいる様子もキレイで良い感じでした。