久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「リバイス・リバース」ソロプレイ

 タロットカードの二十二枚の大アルカナを題材にした、占い型カードゲーム。二人対戦用のゲームですが、ソロプレイもできるということで、遊んでみました。

 八枚のカードをダイヤ型に場に並べ、真ん中には裏向きのままのカードを一枚置いて。残りのカードから五枚は捨て札として箱の中へ、あと残ったカードを山札として場のカードの右側に置けば、準備完了となります。

 ゲームはまず、神々による運命の処理として、場の真ん中のカードを時計回りで動かし、裏の指の模様が指し示したカードの正位置・逆位置の向きを変えます。続けて、山札からカードを一枚めくって横に置き、そのカードに書かれている特殊効果を処理します。その後、運命に抗うプレイヤーのアクションとして、カードを一枚選び、その正位置・逆位置の向きを変えるか、場のカード一枚と山札の横のカード一枚を入れ替えるか、どちらか一回を選んで行います。場に並んだカードがすべて自分から見て正位置の向きになるか、山札が尽きてからプレイヤーが最後のアクションを行ったところで、ゲーム終了となります。

 二人対戦時は、場のすべてのカードを自分から見て正位置の向きに変えられたプレイヤーの方が勝者となり……山札が尽きる形でゲームが終了した場合は、カードに書かれている「カルマ」の数字をカードの向きと置かれている場所をもとに計算し、より合計点が高い方が勝者となります。

 ソロプレイの場合も、基本的には場のカードを正位置の向きになるよう進めていきますが……どちらかと言えば、占いのような形で遊ぶ感じですね。タロットならではの雰囲気を味わい、カードからいろいろ想像を巡らし、自分やその運命を振り返るのが良いのだと思います。

 タロットについて知識があれば、もっと楽しめるのでしょうね。