久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「きつねさんがころんだ」

「だるまさんがころんだ」を題材にした一人用カードゲーム。キツネとタヌキを相手に「だるまさんがころんだ」をやって、より多くキツネ・タヌキを捕まえることを目指すゲームです。

 カードは、「キツネ(動く)」「キツネ(止まる)」「タヌキ」の三種類あります。山札から2~4枚のカードを場に出して、最後の1枚だけを表にし……そのカードが「キツネ(動く)」だった場合は「捕獲ゾーン」に、「キツネ(止まる)」だった場合は「進行ゾーン」に、カードを置きます。「タヌキ」だった場合は「進行ゾーン」に置きますが、2枚連続で「タヌキ」だった場合は2枚とも「捕獲ゾーン」へ移動させます。これを山札が無くなるまで繰り返し……山札が尽きたらゲーム終了。各ゾーンに置かれたカードの枚数を数え、「進行ゾーン」よりも「捕獲ゾーン」のカードの枚数が多ければ、プレイヤーの勝利となります。

「きつねさんがころん……」と言いながら場にカードを出し、最後の「……だ!」で1枚を表にするときの感覚は、正に「だるまさんがころんだ」で振り向くときと同じもので……そのドキドキが楽しいゲームでした。童心に返るような感じのゲームですね。

 運の要素が強いこともあり、勝利や攻略を目指すタイプのゲームではないと思いますが……ちょっと空いた時間に、気楽に楽しめる良いゲームだと思いました。

 このゲームのカードを利用して、多人数で遊ぶためのおまけルールもあるので……それはいずれ、友人たちと遊んでみようと思います。