カードを使った推理ゲーム。ソロプレイもできるということで、三つの事件のうちの一つを選び、遊んでみました。基本的に一回しか遊べない推理ゲームですし、謎に関するネタバレはしないよう気をつけてはいますが……一応、まだ遊んでいない方はご注意下さい。
カードに書かれた様々な情報や手掛かりから事件の全体像を想像し、真相を推理していくというゲーム。事件解決に必要と思われるカードはオープンして場に並べ、不必要と思われるカードは捨て札にしていき……複数のプレイヤーで遊ぶ場合は、このオープンにしたカードの情報を共有して、事件について議論していくことになります。
事件の真相を突き止めたら説明書を開き、答え合わせをしていきます。答えがあっている項目ごとに点数を得ていきますが……事件解決に不必要なカードをオープンしてしまっていた場合は、その分、点数を引かれてしまうことになります。
どの情報を皆と共有し、どの情報をいらないと判断して捨てていくか……その取捨選択と、共有した情報によって行う議論が楽しいゲームなのでしょうね。ソロプレイだとすべての情報を見ることができてしまうので、普通の推理クイズに近い感じになってしまい……このゲームの本当の楽しさは味わえないように思えました。断片的な情報が徐々に揃っていく流れは、事件を自分の手で調査していくように感じられ、それはそれで楽しかったですけれどね。
でもやっぱり、いつかちゃんと友人たちと遊んでみたいですね。それまで、残り二つの事件は遊ばずにとっておこうと思います。
