久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「火吹山の魔法使い」

ファイティング・ファンタジー・コレクション」第一弾の一冊として復刊した、名作ゲームブック。宝を求めて、魔法使いが作った迷宮に挑むという、王道の冒険ファンタジー作品です。「ファイティング・ファンタジー」をちゃんと遊ぶのは、実は今回が初めてだったりします。

 ネタバレしないよう気をつけてはいますが……一応、まだ遊んだことのない方はご注意下さい。

 選択肢を選び、時にモンスターと戦いながら、迷宮を進んでいき……手書きの地図が少しずつ広がっていき、迷宮の全体像が徐々に見えてくるのが非常に楽しいですね。

 技術点、体力点、運点の三つの能力値を最初に決めてから遊ぶわけですが……ゲーム全体のバランスが良く、それほど高い能力値でなくても、しっかり冒険を進めていくことができるのも良かったと思います。

 初めてのプレイでも、迷宮の最深部まで到達することはできましたが、でも必要なモノがそろっておらず、完全クリアはできず……未完成の地図を見ながら、まだ行っていない場所を確認し、再挑戦の計画を練るのもまた楽しい感じでした。

 ちゃんとクリアするまで、もう少し時間はかかりそうですが……地道に挑戦していこうと思います。