久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「さんマニア」ソロプレイ

 場にカードを置いていき、いち早く自分の持ち札を使い切ることを目指すカードゲーム。ソロプレイもできるということで、遊んでみました。

 ゲームの最初にカードを均等にプレイヤーにわけ、各自の山札からそれぞれ最初の手札をひきます。場には1から8までの数字が書かれた台札カードが並べられており、そのカードの下に、数字が書かれた4色のカードを置いていくことになります。その際守るべきルールを簡単にまとめると……縦の列には台札カードと同じ数字のカードしか置くことはできない、横の列で隣接するカードは違う色であってはならない、カードを置くときは直接もしくは他のカードを通じて間接的に台札カードと繋がるようにしなければならない(他のカードと接することのない位置に置くことはできない)、台札カードしかない位置に新たにカードを置くときは2枚続けてそれらが繋がるように置かなければならない……といった感じになります。これらのルールを守れる限り、手札から続けてカードを置くことができ……手札からカードを置けなくなった時点で、手番終了となります。そして、場にカードを置いた結果……横の列で3枚以上のカードが繋がったとき、または縦の列で3色のカードがそろったとき、手番のプレイヤーは自分の山札からカードを1枚ひくことができます。このとき、縦のカードが3色そろった場合のときは、その縦の列のカードはすべて場から取り除き、捨て札とします。また、手番のとき手札が0枚になった場合は、自分の山札からカードを2枚、任意のプレイヤーに押しつけることができます。こうしてプレイを続け、最初に自分のカードを使い切ったプレイヤーが勝者となります。

 尚、ソロプレイでは仮想敵と対戦することになります。仮想敵は手番のとき、仮想敵の山札からカードをひき、ルールに従って2枚のカードを場に置くことになります。ルール通り置くことができない場合は、一旦場の脇に置いておき、山札からまたカードをひいて……2枚のカードを場に置くことができた時点で仮想敵の手番は終了、脇に置かれていたカードはすべて捨て札となります。そうしてゲームを続けていき……仮想敵の山札が尽きるよりも前に、自分のカードを使い切ることができれば、プレイヤーの勝利となります。

 カードを繋げたりそろえたりすることで、余分に山札からカードをひけたり、場からカードを取り除けたりするのが、パズルゲームっぽくて楽しいゲームでした。縦の列に色をそろえて、連鎖的に場からカードを取り除くことができると、ちょっとした爽快感を味わえたりもしますね。ただ、ソロプレイのときは、自分の手番で場からカードを取り除いた結果、仮想敵がカードを場に置くことができなくなり、そのせいで余計に仮想敵のカードが捨て札として消費されてしまったりして……却ってピンチになってしまうようなときもありました。

 ゲーム開始時に、仮想敵から余分にカードを押しつけられた状態で始める連続ゲームで……現在のところ、二度続けて勝っていますが、結構接戦な感じでした。カード差が6枚以上になると、かなり厳しくなりそうですね。

 楽しいゲームでした。いつか友人たちと、ちゃんと遊んでみたいです。