久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「OVER DRIVE RE:CROSS」ソロプレイ

 対戦格闘ゲーム風のカードゲーム。「攻撃の技」「ガード」「投げ(ガードブレイク)」の3種のカードで構成されたデッキを使って戦い、先に2勝した方が勝者となります。仮想敵であるCPUと戦うソロプレイもできるということで、遊んでみました。

 各ターンは、デッキからカードを1枚引くドローフェイズ、手札からカードを1枚伏せて出すセットフェイズ、カードをオープンして判定するジャッジフェイズ、ターンを終えるエンドフェイズ……の流れを、対戦相手と同時に行って処理していきます。

 カードの判定を行うジャッジフェイズでは……基本的に「ガード」は「攻撃の技」に勝ち、「投げ(ガードブレイク)」は「ガード」に勝ち、「攻撃の技」は「投げ(ガードブレイク)」に勝ちます。ただし、「ガード」には「立ち」と「しゃがみ」の2種類があり、「攻撃の技」の種類によっては「ガード」で防げない場合もあります。また、互いに「攻撃の技」を出した場合には、技の速度の数値がより高い方が、それも同じだった場合は相手に与えるダメージ数値がより高い方が判定勝ちとなります。判定で負けた方は出したカードを捨て札とし、勝った方はカードの効果を処理した後に使ったカードを捨て……エンドフェイズの後に次のターンへ移ります。

 格闘ゲームらしいのは、「攻撃の技」によって勝った後、手札にコンボとして繋げられる「攻撃の技」があれば続けてそれを出し、更に追加ダメージを与えられること。コンボは出せるカードがある限り続けて出せるので、それによって大ダメージを相手に与えることができます。また、受けたダメージの数値はそのまま大技である「OVER DRIVE」を発動させるためのゲージの数値となり、そのゲージを消費することで大技のカードを出せるようになったりもします。

 ソロプレイで遊んでみて……対戦格闘ゲームを遊んでいるかのような雰囲気を味わうことができました。「攻撃の技」のコンボが繋がり、一気にダメージを与えられたときの気持ちの良さとか、そのまま「OVER DRIVE」まで繋げてフィニッシュを決められたときの爽快感とか。対戦格闘ゲームを遊んでいた学生の頃のことをちょっと思い出したりもしました。

 基本ルールは2人用の対戦ゲームですが、追加の「Noir」に入っている2キャラを加えれば、最大4人のバトルロイヤルや、2対2のチーム戦でも遊べるみたいです。いずれ、友人たちとちゃんと対戦ルールで遊んでみたいですね。