久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

最近の買い物

 久しぶりに、最近の買い物ネタ。

 

グリムトゥースのトラップブック〜すべてのロールプレイングゲームのためのゲームマスターエイド

グリムトゥースのトラップブック〜すべてのロールプレイングゲームのためのゲームマスターエイド

 

 

 ファンタジーテーブルトークRPG等で使われるトラップ(罠)の紹介・解説本。ちょっとした小ネタトラップから、大がかりな仕掛けトラップまで、いろいろなトラップが豊富なイラストとともに説明されています。ちょっとブラックジョークっぽい感じに作られた本ですね。「トンネルズ&トロールズ」用のシナリオ付き。昔の「トラップ・コレクション」を思い出したりもしますね。

 

アーカム・ノワール:事件簿2 完全日本語版

アーカム・ノワール:事件簿2 完全日本語版

 

 

 ソロプレイ専用カードゲーム。「事件簿1」もまだ積み状態なんですけどね……。

 

天王寺さんはボドゲがしたい 2 (バンブー・コミックス)

天王寺さんはボドゲがしたい 2 (バンブー・コミックス)

 
異世界居酒屋「のぶ」 (9) (角川コミックス・エース)

異世界居酒屋「のぶ」 (9) (角川コミックス・エース)

 
ゆるゆり (17) 特装版 (百合姫コミックス)

ゆるゆり (17) 特装版 (百合姫コミックス)

 

 

 コミック新刊。「天王寺さんはボドゲがしたい」、連載を読んでいたときは、単行本を買おうか悩んでいたのですが……「ザ・マインド」回の雰囲気がすごく楽しそうで、天王寺さんの表情も良かったので惹かれて購入。「ザ・マインド」は実際にちゃんと遊んでみたいですね。「異世界居酒屋『のぶ』」はいつもの雰囲気で安定して面白く、料理は美味しそうでした。「ゆるゆり」の新刊は久々ですね。

 

THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 06

THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 06

 

 

アイドルマスターシャイニーカラーズ」の新譜。ストレイライト単独では初CDになるのでしょうか。かっこいい曲で非常に好みです。

 

 

 先日見た「BanG Dream! FILM LIVE」が思いの外楽しかったので、曲もちゃんと聞きたくなったので。とりあえず、一番お気に入りの「Pastel*Palettes」のCDを一枚。

 

「BanG Dream! FILM LIVE」

 先日、グランドシネマサンシャインで見てきました。「BanG Dream!」の新作劇場版アニメ。

「FILM LIVE」のタイトル通り、「バンドリ!」に登場するバンドの合同ライブがそのまま描かれている作品でした。ストーリーはなく、MC以外は台詞もなく……ほんとに最初から最後まで、彼女たちのライブを描くことに徹したアニメでした。

 映画館の良い音響で曲を聞くことができて、すごく楽しかったです。想像していたよりも、バンドのパフォーマンスも劇場の大画面でも見応えのあるものになっていました。

 90分足らずで5組のバンドが登場するので、一つ一つの出番が少なくなってしまっていたのがちょっと残念。個人的に「Pastel*Palettes」が一番のお気に入りなので、彼女らの曲ももっと聞きたかったです。

「FILM LIVE」という企画でどんなことをするのか興味があり、ちょっと見に行ったわけですが……個人的にはすごく楽しめました。「バンドリ!」のバンドや曲に思い入れのあるファンだったら、楽しめるのではないでしょうか。参加するときは音響の良い劇場で、応援上映の回の方が良いと思います。

 

BanG Dream! Blu-ray BOX

BanG Dream! Blu-ray BOX

 

 

 テレビシリーズも改めて見返したくなりますね。テレビシリーズ1期は、個人的にはあまり好みではなかったのですが……今見返したら、印象が変わるかもしれませんし。多くのバンドが出てきて賑やかな第2期は、結構好きです。

 

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝-永遠と自動手記人形-」

 先日、グランドシネマサンシャインで見てきました。テレビ放映されていたアニメ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の外伝作品。京都アニメーションの新作です。

 テレビシリーズは……大切な人を失った少女ヴァイオレットが、手紙の代筆業を通じて多くの人の気持ちに触れることで「愛してる」の意味を知っていき、またヴァイオレットと関わった人たちも自分の心と向き合っていくことになる、というお話でした。人の魂の再生を描く物語でしたね。

 今回の外伝……前半では、全寮制の女学校にいる訳ありの少女の家庭教師をヴァイオレットが務めることになり。後半は、前半に登場した少女と関わりのある幼い女の子が、郵便配達員になりたいと言ってヴァイオレットを訪ねてくるお話となっていました。

 今は会えない人に対して送る手紙。その手紙に込められている思いが美しい映像とともに、とても丁寧に描かれていました。

 すごく上品な作品であり、落ち着いて物語の世界に浸る感じの作品だったように思います。

 続編である新作劇場版が公開される日を、ゆっくりと待ちたいと想います。

 

 

 テレビシリーズも改めて見返したくなりますね。

 

「DORASURE ひとり旅」

 ソロプレイ専用のファンタジー・カードゲーム。キマイラ討伐を依頼された少女ハンターの冒険を楽しむゲームです。

 カード型のゲームブックといった感じのものですね。判定の結果や選択肢に従い、指示された数字のカードをめくって次の展開を読む、といった感じ。

 判定は、キャラクターの能力値プラス2d6で、目標値以上になったら成功となります。キャラクターや敵のダメージ、入手したアイテム等はカードで処理するので、筆記用具がいらないのは楽でいいですね。

 二回ほどチャレンジして……一回目は、途中で敵モンスターに敗北。二回目も、エンディングは迎えたものの、キマイラ討伐はできず……次こそ、討伐を目指したいですね。

 

「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」

 9月14日、友人たちと、東京都写真美術館で見てきました。フランス・デンマークのアニメーション映画。北極点を目指し消息を絶ってしまった祖父を探す、少女の冒険譚。

 非常に優れた冒険物語でした。意志が強く、人一倍行動力もあるけれど、やはり世間知らずなところのある主人公サーシャ。彼女が旅を通じて成長していく姿が、とても丁寧に描かれています。

 主人公の描き方が本当に魅力的で……前半の、世間知らず故の勘違いした行動は可愛らしく。行方不明の祖父を思う様子はいじらしく。そして力強く前へと進んでいく姿はかっこよく……見ていて自然と応援したくなる主人公でした。

 後半は、祖父を探すため船に乗り、極地の海へと向かうわけですが……その海の恐ろしさがしっかり描けているのも良いですね。困難がちゃんと描かれているからこそ、その苦しみを乗り越えていく主人公たちの姿が胸を打つわけです。

 見ていて……子供の頃好きだった冒険小説のことを思い出したりもしました。昔冒険小説が好きだった大人にも、また今冒険小説が好きな子供たちにも、是非見てほしいと思える作品でした。

 ほんと、もっといろんな人に見てもらいたいですね。

 

「ゴールデンカムイ」

 日露戦争直後の日本を舞台に、アイヌの金塊を巡る戦いを描いた物語。

 登場人物は総じて癖が強く、悪趣味とも思えるような演出、ブラックジョークもたくさんある作品ですが……ギリギリのところで下品にならないようバランスがとられている作品だったように思います。アイヌの描写や、作中の子供の扱いなど、ギャグにしてはダメなところはきちんと守られているからでしょうか。芯がしっかりとしている、誠実な作品という印象も受けました。

 いくつもの勢力、大勢の人物が入り乱れ……時に仲間になり、または裏切りながら続いていく戦い。お話に引き込まれ、毎回続きが気になる作品でした。

 原作はまだ続いているようですし……一区切りついたら、アニメの続編制作も期待したいですね。

 

 

「ワカタケル」

 日経新聞朝刊で連載されていた、池澤夏樹さんの小説「ワカタケル」が先日最終回を迎えましたね。

 ワカタケルが大王となり、国を治め、そしてこの世を去った後のことまでが描かれていました。神話の世界が終わり、人の歴史へと時代が移り変わっていくまでを描いたお話だったようにも思いました。

 はるか昔のお話であり、登場人物が半ば神話の世界の人々ということもあってか……その考え方や行動が理解しづらく、また共感しにくいところも多く……個人的に、小説としてはあまり楽しめませんでした。

 終盤の展開を考えると……ワカタケルをずっと支え続けていた女性、最初から彼女の視点でお話を語り、彼女の目から見たワカタケルや日本を描き続けた方が、お話もわかりやすいものになったのではないかなぁと思ったりもしました。

  日本の歴史や神話について、興味深く思えた点もあったので……それらについては、改めて勉強してみたいと思います。

 

現代語訳 日本書紀 (河出文庫)

現代語訳 日本書紀 (河出文庫)

 
現代語訳 古事記 (河出文庫)

現代語訳 古事記 (河出文庫)

 

 

 そう言えば、「日本書紀」や「古事記」をちゃんと読んだこともないんですよね。一度、きちんと読んでみたいですね。