久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

その他書籍

「量子力学が語る世界像 重なり合う複数の過去と未来」和田純夫

積ん読消化。随分前に買った本です。 波の収縮や多世界解釈について、少し勘違いしていたことに気づけたのは良かったです。 ちゃんと理解したとは言えませんけれどね。量子力学が語る世界像―重なり合う複数の過去と未来 (ブルーバックス)作者: 和田純夫出版…

「Truth In Fantasy 日本の神々 多彩な民俗神たち」

積み本消化。 宗教や神様に対してはいい加減だと思われがちな日本ですが、改めてこういう本を読むと、正しく祀らないと祟りを起こすタイプの神様も決して少なくないことに気づきます。御霊信仰もそうですが。都会はともかく、縁起や儀礼に厳しい地方もありま…

「推理小説作法」土屋隆夫

推理小説を書くための心構えとか、注意すべき点とか、その辺を再確認するために手に取ってみました。 よくある小説指南書と違って、推理小説の在り方に対しての著者自身の考え方や心構えなどが熱く語られていて、読み物としても面白かったです。テーマの選び…

『犯罪不安社会 誰もが「不審者」?』浜井浩一、芹沢一也

「治安が悪化してる」「少年犯罪が増えている、凶悪化している」といった言説に、真っ向から反論している本です。本書を読むと、いかにマスコミが無責任な報道をしているか、いかに根拠なく若者が異常者扱いされているかがよく分かります。 それが年配者の愚…

『アリアンロッド・リプレイ・ルージュ ノエルと薔薇の小箱』

ルールブックは持っていませんが、声優の力丸乃りこさんがプレイヤーとして参加しているというので、買ってみました。F.E.A.R.のリプレイでは、よく声優をプレイヤーに加えているみたいですけど、最近の流行りなんでしょうか? 声優参加リプレイというと、ま…

「予言者」Truth In Fantasy

積ん読状態で、流し読みしかしていなかったものを消化しました。 紹介されている予言者のうち、半分は超能力者で、残り半分は宗教関係者。預言者の方が多いかも。有名なノストラダムスの他に、ファティマの予言やアガスティアの葉なんてものまで載ってます。…

「サイボーグとして生きる」マイケル・コロスト

難聴者として生まれ、後完全失聴してしまい、はからずもサイボーグとして生きることになった著者による手記。人工内耳手術など、サイボーグ技術の存在は知っていたけれど、どういったものか詳しいことは知らなかったので、非常に興味深く読めました。 素人考…